金沢高等学校 KANAZAWA HIGH SCHOOL

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学校紹介

学校経営計画

令和2年度 金沢高等学校 学校経営計画書

1. 校訓・教育理念

『質実剛健』の校訓のもと、教育を「共育」と捉え、「共に求める真理」、「共に育む友愛」、「共に尊ぶ礼節」、「共に鍛える心身」を教育理念とする。

質実剛健

表面的な華やかさに流されることなく、心身ともに健康で、どのような社会にあっても真摯に立ち向かい、逞しく生きていくことを意味する。

2. 教育目標(育成したい生徒像)

「向上心」と「好奇心」に溢れ、「豊かな人間性」を兼ね備えた生徒を育成する。
(1)学習に真面目に取り組む生徒
(2)基礎的な知識・技能を身に付けて問題解決に取り組む生徒
(3)自己の目標達成に向けて主体的に判断・行動できる生徒
(4)多様な人々と協働して問題に取り組む生徒
(5)心身ともに健康で豊かな心を持った生徒

3. 本校及び県内の状況

(1)生徒の現状

  1. 生徒は明朗快活で、概ね基本的生活習慣を身に付けており、問題行動は少ない。
  2. 部活動には約80%が加入しており、特定強化運動部・その他の部活動・同好会がそれぞれの目標に向かって積極的に取り組んでいるが、一部の部活動では部員減少の問題がある。
  3. 進路状況は、大学67.2%、短大7.7%、専門学校13.5%、就職5.3%、浪人等6.3%である。
  4. 学力上位者は健闘し、令和元年度は国立大学医学部や難関10大学で7名が現役合格し健闘しているが、学力の二極化は看過できない状況となり、早急な対応策が必要となっている。
  5. 私立大学は2016年からの「入学定員管理の厳格化」が進められ、私立大学全体の難化傾向が顕著となり、苦戦している。
  6. 生徒・保護者の多様化が進み、その対応に苦慮する件数が増加している。

(2)本校への評価

  1. 計画的・継続的且つ丁寧な生活指導・進路指導及び部活動における教員の熱意・指導力は、「面倒見の良さ」との評価となり、生徒募集の基盤となっている。
  2. 生徒の礼儀正しさ等、生活状況は評価が高い。
  3. 高大連携など新しい時代に向けての真摯な取り組みや姿勢は認められつつある。
  4. 私学としての特色には一定の評価を得ているが、各コースにおける学習指導の工夫や学力の底上げ(特に進学コース及びスポーツコース)という点では課題が残されている。

(3)県内の状況

  1. 少子化問題が生徒募集における最大の懸念材料である。(令和元年8月教育委員会資料より)
  2. 学年 高1年 中3年 中2年 中1年 小6年 小5年 小4年 小3年 小2年
    生徒数 10,164 9,865 10,117 10,384 10,066 9,721 9,494 9,782 9,415
    学年 高1年 中3年 中2年 中1年
    生徒数 10,164 9,865 10,117 10,384
    学年 小6年 小5年 小4年 小3年 小2年
    生徒数 10,066 9,721 9,494 9,782 9,415
  3. 平成31年度の私学への入学者は、30.0%となっている。(平成元年度は18.1%)

4. 教職員及び学校組織に求められること

(1)社会人として法令を遵守することは無論のこと、基本的ルールやマナーにおいても、教職員が自らの言動を振り返り、改善すべきことを確認し、実行する。
(2)私学教育に携わる教員としての意識を再確認するとともに、私学教育の独自性を追求し、生徒・保護者・中学校・地域から評価される(選ばれる)学校の創出を目指す。
(3)全職員が「学校経営計画」を充分理解し、当事者意識をもって行動する。
(4)教師の基本は「授業力」であり、その向上のための労を惜しんではいけない。
(5)「学校力(チーム力)」を強化させるよう、教師一人ひとりが今後取り組むべき課題を自覚し、「教師力(教育力)」を高めるために主体的に継続して学ぶ。
(6)主任及び経験豊富な教員はOJTの意識をもって若手の育成にあたる。
(7)貴重な3年間を託された責務を認識し、生徒たちに「思いを伝え」、生徒たちの「思いを受け留め」、「共に求めていく」熱意溢れる教師を目指す。
(8)部活動の意義を充分理解し、人間教育の場であることを基本に置いて強化に取り組む。
(9)PDCAサイクルを取り入れ、教育内容や学校行事等の見直し、改善を図る。
(10)社会変化への対応や保護者等からの期待の高まり等を背景として、教師は多くの業務を抱え、生徒の人格形成に関わっていくという本来の使命に専念できずに、多忙感を抱いたり、ストレスを感じる者が少なくない現状にあって、全職員が同僚性をもって勤務し、問題等には協働する。

5. 今年度の重点目標

(1)「新学習指導要領」導入への研究・準備を進めるとともに、生徒の多様化や学力の2極化等を踏まえた授業改善に取り組む。

  1. 令和3年度には、「何を学ぶか。どのように学ぶか。(主体的・対話的で深い学び)何ができるようになるか。」を提示する。(「学力ミニマム」の完成)
  2. 生徒の実態を踏まえた授業の在り方を授業公開や研修等で研究・実践する。
    ・オンライン学習(Find アクティブラーナー)を活用して授業等の研修に取り組む。
  3. 英語4技能をバランス良く育成する。
    ・校内で英検準2級以上合格者30%以上を目指す。(全教員による継続的な働きかけ)
  4. 教員一人ひとりがカリキュラムマネジメントの意識をもち、本校の教育活動全般を見直し、教育課程に反映させていく。

(2)各担任がそれぞれのクラス経営を振り返り、課題を明確にし、多様化等に対応したクラス経営の在り方を学ぶ。
(3)新しい時代に必要となる力の育成に向けて積極的に取り組む。

  1. ICT活用を研究する。
  2. 金沢工業大学や北陸大学との合同研究を核にして探究型学習に取り組む等、外部との連携に積極的に取り組む。

(4)働き方改革を推進する。
(5)中学校卒業者数の減少を全教職員が認識し、一人ひとりが生徒募集担当者であることを意識して行動する。