学校紹介
学校概要

- 校訓
- 質実剛健
- 理事長
- 杉浦 外美夫
- 学校長
- 杉浦 外美夫
- 所在地
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〒921-8515 石川県金沢市泉本町3丁目111番地
TEL:076-242-3321 FAX:076-243-7231 - スクールカラー
- 臙脂(えんじ)色
- 校章・校旗の由来
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大きなペン先3個と小さなペン先3個を組み合わせています。
大小3個ずつのペン先は、人格を形成してゆくための「知・徳・体」を表しています。 - 在籍数
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学年 男子 女子 合計 クラス数 1年 256 230 486 13 2年 217 204 421 12 3年 260 224 484 14 合計 733 658 1391 39 ※2025年4月1日 現在
ごあいさつ
金沢高等学校の歴史は、創設者・河合常治先生による昭和3年の金沢中学校開校に始まります。当時、石川県の旧制中学校には一中、二中、三中などがありましたが、大正時代より中学校の入学難が社会問題化していました。そこで、河合先生は多くの少年たちの向学の希望を叶えるため、私財を投げうって県内初の私立中学校を創設されました。学校が現在の泉本町に移転したのは同年9月のことですが、校歌の冒頭に「一望十里加賀平野」とある通り、見晴らしの良い水田の真ん中に木造二階建ての新校舎が建てられました。第一回の入学者は180名。清浄の泉の地で学ばんとする生徒たちの瞳は、喜びで輝いていたということです。
その後、昭和23年に学制改革のため金沢高等学校という校名に変更されました。開校当初は男子校でしたが、昭和33年に男女共学となり、昭和35年には校舎も鉄筋4階建てとなるなど現在の金沢高校の基礎が固められていきました。以後、県内での評価を得るようになり、生徒数は年を追うごとに増加の一途をたどり、伝統ある全日制普通科として現在に至っています。
私立学校の創設の精神、引き継いできた伝統など継承していくものもありますが、年月を経て社会状況は大きく変化し、それにつれて子どもたちの気質も大きく変化しました。学校はその変化に寄り添った見直しを行うことが求められており、現在大きな転換期を迎えていると考えています。
本校では、令和6年度にスクール・ミッション、スクール・ポリシーの策定を行い、令和7年度からは本格的にその具現化に向けて、校内全ての項目を例外なく見直すことにしています。この作業は一年間で終わるものではなく、今後継続的に行っていくことになります。
子どもは元来、自ら成長する力を備えていると考えています。その力を発揮して「自立的学習能力」を育成し、多様で変化の激しい社会にしっかりと適応し、自らの人生を切り拓き、未来を創り出していくと信じています。本校での3年間を通して、一人ひとりの生徒がそれぞれの豊かな未来への扉を開く力を蓄えてほしいと願っています。
「一日一日の生活を、一回一回の授業を、一人ひとりとの面談を、一つ一つの行事を、ただただ大切に」を教職員の基本的心構えとし、「生徒一人ひとりが成長を実感できる学校」を目指して、教育活動に邁進していく所存です。よろしくお願いいたします。
金沢高等学校 理事長 兼 校長
杉浦 外美夫
校歌